MONOCHROME

大原美術館が主催する「令和５年秋の有隣荘特別公開モノクローム　空間と響き合う色」のポスター、チラシ、パンフレットデザインを担当した。

大原美術館のコレクションにおけるモノクロームの作品を、近代建築の邸宅である有隣荘内に展示し、空間と作品が織りなす新たな魅力を探る本展覧会。
新緑で彩られた春の有隣荘の庭から差し込む優しい光や色彩と、モノクローム作品との対比や調和を感じながら、作品に込められた意図に思いを巡らせてほしいという展示のねらいを表現するため、「モノクローム」のロゴを製作し、メインビジュアルを構成した。

また、パンフレットは外と内でイメージの差をつけることで対比を表現し、ページをめくるたびにグラデーションの色彩が広がっていく構成にすることで、作品や思考の奥行きを表現した。